穏健ならず


1100 今日は普段なかなか長居出来ないので時間の許す限り付き添うことにした。いつもと変わらない様子。安堵してよいのか・・・看護士長のYaさんが新年の挨拶にきた。いろいろ話をするがどんな状況であれ現状を維持していることは良いことだと。部屋が乾燥しているので加湿器の設置是非について、水の補充やらメンテナンスやら緑膿菌の繁殖問題等衛生を保てないため設置は許可できず・・・との回答。事前の相談では設置OKとのことだったはず。ダカラモッテキタノニ・・・カッテキタンダヨ・・・ナンデイマサラダメナノサ・・・ここで覆されるとは甚だ心外だ。看護士間で一貫性が無い。一触即発...ま、逆らったところで解決するものでもなし。イガイトレイセイ・・・今までどおりタオルを吊るすしかない。これに関しては看護士も協力するとの事......アッソウデスカ!!(`ヘ´~)


ずっと親父の顔を見ていても仕方ないので本を読んで過ごす。途中とちゅうで呼吸の確認は怠らず。


夕方Kaファミリーが集合。そのうち我が家ファニリーも集まる。ささやかではあるが元日らしくなる。宴会でも始めたくなる...これが病室でなく実家であったらどんなに楽しいことか。当たり前だったことが懐かしく思える。さぞかし飲みたいのだろうな、親父も・・・。オレモノミタイ・・・

看護士の検診あり。血圧、脈拍、酸素濃度正常。尿は少ない。微熱。体の浮腫みまだ若干あり。呼吸は10秒に一回。一回の呼吸は浅め。手足の先が冷たい。声をかけてあげて下さいとの看護士からの助言あり。しかし眠っているのに起されたら腹立たしいだろうと思いながらも声をかける。「お〜い元気?、昨日は大晦日だったんだよ〜、紅白歌合戦は白組が勝ったんだよ〜、今日は元旦だよ〜、判る?、聞こえる?、眠ってるの?眠たいの?いつまで眠るの?痛いの?痒いの?腹減ってない?何か食べたいものない?・・・」メチャクチャ・・・若干の反応はあるもののほとんど夢の中。シズカニネムラセテクレ・・・

1730 退室。
帰り際に必ず呼吸を確認してから帰る。確認を忘れると気になり引き返すことも。

明日は午前中仕事なので終わったら付き添い予定。

元気な者のエゴかもしれないが、たとえ目を覚まさずとも生きていてくれればそれで嬉しい。