恐薬

正月休み最終日。1030に訪問。幾分眠りが浅そう。声を掛けるが夢の中。
1030より担当医師よりお話があった。
・ミダゾラム(鎮静剤)により眠らせている。意識はあるハズ。体力体重 減退により通常よりも少ない量で薬の効果がある。医師も驚き。
・血圧、呼吸数ともに徐々にだが減少してきている。薬の副作用。
・薬の副作用により尿の量がかなり減少している。1日200ml程度か。 これ以上少なくなれば命に関わる。これが一つの目安となる。 
因みに大人で0.8〜1.5L/日が平均的と言われている。
・血圧が下がり呼吸が止まったときの対応の再確認。
以上の内容の話があった。最後の呼吸が停止・・・の話は以前話した内容の医師の再確認と言う意味合いか。

夕方家族で再訪。Miの声かけにも反応せず。足先が冷たいのでHaとMiでマッサージ。その際足裏をコチョコチョしても無反応。いい加減起きてちょうだいナ。呼吸数5回/分。一度の呼吸が昨日より深めか。改めて尿量の確認。80mlだ。やはり少ない。暫く親父の顔を見ていた。このまま目も開けず、話もせず心臓が止まってしまうのか・・・とその時の自分なりの対応を無意識にイメージしていた。明日は生きているのか?これが最後かも?との気持ちが湧く。また明日来るわ!と声をかけて退室。

R社Ku営業所Na氏より親父の状況確認の℡あり。お互い長い付き合いであっただけに今の状況が信じられない・・・と絶句し涙声で話していた。

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