足取り

900 「今日は調子が良いので外出するかな・・」と親父から連絡あり。いつもは眠っている時間なのにと思いながらも昼過ぎに迎えにいくことを約束した。

1200 病室へ行くと調子よさそうな顔色で携帯をいじっていた。ふらつきながらも着替えを済ませ1230ころ実家へ向かう。病院へ戻る予定時刻は1800。勇み足。親父にしたら3ヶ月ぶりの自宅。久々の外出に喜び隠せず。

今日はOt市よりEo叔父、Eo叔母、Waz叔母がお見舞いに来てくれた。午前中に病院で面会し終えたあとも午後より自宅へ外出する事を知り遠巻きながらも寄ってくれた。久しぶりの実家への来客。気がつくのが遅くお茶も出さずにすみません。

親父は帰宅するなり2階へ向かう。これが印象的。以前は駆け上がるようにして上り下りしていた階段を今は四つんばいで昇り、降りるときは支えられながらゆっくりと。丸っきり変わった姿が痛々しい。その後、ほとんどをストーブ横の椅子に座って太陽の陽を浴びながら過ごす。何を考えていたのか。。。Eo叔父や姉妹との会話もあり楽しい時間を過ごせただろうか。
叔父、叔母が帰ったあと1400ころMa、Yuが来た。もっと早く連絡すればよかったか。

体は相当シンドイ様子。次第に痛みが出てきたのか親父から「もう行くか」と一言。もっと居たかったはず。しかし病魔との激しい戦いを毎日続けトイレ以外起きることのない日々を送っている身にとってはこれが限界か・・名残惜しいがここで退散。
自宅を出る前の「家をみて安心した・・」の親父の一言が印象的だった。
病院に戻るなり痛み止めを一本。まるでバーでショットを注文するかのよう。我慢していたのか。既に本日3本目の痛み止めとの知らせを看護士から聞き愕然とする。無理していたのか。
kamisi町のkohaさんが様子伺いに。親父が入院直前まで農作業を手伝っていた先の友人。
疲れからかすぐ眠りにつきそうだったので病室を後にする。

次は今週末を目標に励ましながら親父の気力を継続させていく。それが今自分に出来ること。。。