旅居

平成23年1月8日

真夜中の着信、遂にきたか…今後の一連の起きるであろう事が頭を駆けめぐる。

1年4ヶ月に及ぶ闘病生活、精一杯闘った。まだ生きたい!の思いで最後の最後まで諦めず挫けなかった。足掻きでもなく本当に生きたいんだ!の意志がよくわかった。自分の生き様を子供達に見せ付けていた。それをしっかりと自分は感じとった。

まだ温もりがある。お疲れさまとひとこと。意外と感情的にはならなかった。自分の中での覚悟がそうさせたのか。

 
 平成23年1月8日午前3時39分 父 永眠  享年69歳


病室に駆けつけたときはすでに一人で旅立ってしまっていた。。。
一人で逝くとは父らしい。じゃあな!後は任せたぞ…そんな言葉が聞こえてきそうだ。
間に合わないお前らが悪いンダ…とも言ってそうな。

午前6時、葬儀屋に遺体を引渡してやっと我が家へ帰宅。父もホッとしているのかも知れない。和室に北枕で布団を敷く。休む暇もなく葬儀屋との打合せを行う。バタバタと全ては覚えられないいろんなことが決まっていく。今更だが出来る事はしてあげたい。
一段落して親戚に連絡。覚悟していたとは言え衝撃は大きい。

今晩一晩は自宅で過ごし明日から葬儀が始まる。

1月9日
1400 納棺
1500 葬儀会場へ
1900 通夜

1月10日
1000 告別式
1100 出棺
1400 繰上法要
1600 父が小さくなって帰宅


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