激白

昨日よりは良くなっているかな・・・の思いで昼休みに訪問。
何も変わらず意識朦朧。昨晩も眠れなかった。呼吸も苦しい。体も苦しい。昨晩から今朝までが一番辛かった・・・もう死んでいいと思った・・・と苦しげに発言。相当苦しかったのだろう。
昼休み終わる時間が迫り後ろ髪引かれる思いで夕方来るわと退室。

1600 午前中よりは若干回復傾向。しかし呼吸が乱れているようだ。体勢を起し少しでも楽になるよう模索するが落ち着き処がなくイライラは隠せず。さらになかなか眠りにつけず。精神的に参っている。

担当医に会ったので話を聞く。
体力の減少が激しい。やはり腹水を継続的に抜いているのが原因だ。体力の減少は気力の減少を招く。呼吸が不安定なのは、死への不安や恐怖からくるストレスなど精神的要因が原因であるとのこと。本人もそれとなく自分の現状を察知しているのか。今晩とりあえずは意識レベルを下げる薬を打ち眠れるようにする。但し以後コミュニケーションがとれなくなる事は許可願いたいとのこと。

何とか・・・何とかしてあげたい・・・の思いは当然消えぬ。本人もそうだと思う。しかし今の親父の状況は明らかに衰弱の一途。これからの回復はありえるのか。近くにいてあげたいとの思いが強まる。

今夜も忘年会だったが気が気でなく酔いも疎ら。以後の忘年会は全て断ることにした。もうそういう状況ではない。