月参り久しく

8月14日
Ot市へ盆参り。昨年は親父と同行し盆参りの作法を教授する。親の作法を受け継いだ証は六角堂への道しるべ。一年前は・・・の思いが未だ覚めぬ未練に葛藤ありあり。

8月15日 
午前は実家庭の草むしりに精を出し午後より親父の大好きだった焼肉を追悼の意を込めKaファミリーと実家前で。途中大雨なるもお構いなし決行。久しぶりの実家での集まりに感無量も一人欠けていることを再実感。そのためか酔いまわり早々と一人寝入り。半年振りの実家での一泊決行に違和感を感ずるも無き両親の喜びは如何に?盆提灯の夜半までの回転に主なき家は寂しさひとしおか。

9月8日 
午前10時より実家でMa、Haと3人で月参り。すでに8回目。月日の過ぎるのは早い。そろそろ一周忌の段取りも必要。行動の重さに未だに・・が先立つ感は仕方なしか。常に自分に問う。

9月9日
すっかり忘れていたが、二年前の9月8日は、親父から「俺さ、あと3ヶ月だわ…」と余命を告げられた日。理解するに時間を要したがスキルス性胃ガンの末期であることを告げられた。そして、9月9日から入院する準備、夜は泊まりに来てくれた。まだ病気に立ち向かう気力が充分みなぎっていた。しかし、あくまでも入院は治療のためではなく、進行を抑えるだけのものでしかないことを入院直後聞かされる。


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